単焦点レンズってどんなレンズ？

2024年7月6日

単焦点レンズは、ズーム機能を持たない焦点距離が固定のレンズです。この記事では、単焦点レンズの魅力とそのメリットについて詳しく紹介します。

単焦点レンズとは？

単焦点レンズとは、固定された焦点距離を持つレンズのことです。ズームレンズとは異なり、焦点距離を変えることができないため、撮影者は被写体に近づいたり遠ざかったりして構図を調整する必要があります。

広角域から望遠域までを1本のレンズで撮影できる高倍率ズームレンズはかなり汎用性の高いレンズと言えるでしょう。ここでは高倍率ズームレンズを使うメリットを4つご紹介します。

単焦点レンズは、一般的にズームレンズよりも開放絞り値（F値）が低く、非常に明るいレンズです。これにより、暗所での撮影や、背景を美しくぼかすボケ味を活かした撮影が可能です。特に、F1.4やF1.8といった大口径の単焦点レンズは、ポートレート撮影や夜景撮影に適しています。

単焦点レンズは、ズームレンズに比べて軽量でコンパクトな設計が多いです。これにより、持ち運びがしやすく、長時間の撮影でも疲れにくいのが利点です。特に、街歩きや旅行でのスナップ撮影には最適です。

単焦点レンズは焦点距離が固定なので、一般的に同等性能（焦点距離は除く）のズームレンズよりも安く買うことができます。ズームレンズと比べて同じ画質をより安価に得られるため、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

前述の通り単焦点レンズは焦点レンズが固定のレンズなのでズームができません。ただ、普段ズームレンズで撮影をしていると自分がよく使う焦点距離があったりします。その場合は、よく使う焦点距離の単焦点レンズを買うことで、よりボケ味のある写真が取れたり暗い場所でも画質の良い写真が撮れるでしょう。

夜間や室内など暗い場所での撮影はシャッタースピードが遅くなり手ブレやノイズが発生しやすくなりますが、明るい単焦点レンズ（例：F1.4やF1.8）であれば、シャッタースピードを速くできるので、手持ち撮影でも高画質で撮影をすることができます。

単焦点レンズは一般的にズームレンズよりも軽量でコンパクトにできていることが多いです。そのため、旅行の時や街中でスナップ撮影をする際に長時間持っていても負担が少なくなります。カメラを持っていても大きかったり、重かったりで持ち運ばなくなってしまっては本末転倒ですからね！

各社たくさんの単焦点レンズを販売しています。各マウントでどんな単焦点レンズの展開があるのか下記URLより確認できるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください！

単焦点レンズは、その画質の良さや明るさ、軽量さなど、多くの魅力を持っているレンズです。撮影の目的やスタイルに合わせて、最適な単焦点レンズを選び、写真のクオリティをさらに向上させましょう。